タナカ住建の想い

私、田中健太郎は、創業社長である父・田中宏の跡を引き継いで、2009年(平成21年)、タナカ住建の代表取締役社長に就任しました。
学生の頃からアルバイトとして会社の仕事の一端を担ってきましたので、この業界に進んだのはとても自然な流れだったと感じています。

また、これまでに2級建築士資格や福祉住環境コーディネーター資格など、仕事に直結する資格等も取得していますので、プロとしての視点や感性、ノウハウを活かしながら、よりよいリフォームを提供していきたいと思っています。
リフォーム業は、人間生活の基本である衣食住の一部に携わる仕事であり、お客様の大切な財産を扱う訳ですから、責任は重大です。しかしその分、やりがいも大きい。完成後に喜ばれているお客様を見る度に、この仕事をやっていてよかったと実感します。
そんな風に、お客様に喜んでいただけるのを間近で感じられることこそ、この仕事の醍醐味だと思いますね。

タナカ住建は1976年(昭和51年)4月に創業しました。
高度経済成長期のマイホームブームで多くの人が家を持ちましたが、その頃は、「子どもの成長とともに部屋数が足りなくなったので2階を増築したい」というような増築のニーズが増えてきた時代でした。
住宅メーカーの社員であった父・田中宏は、そうした需要に応えるためにと一念発起して可部町に会社を起こしたのです。リフォームという言葉も一般にはまだ知られておらず、「増改築」と呼ばれていました。

当時の様子を聞いてみると、需要はどんどん増えているものの、やってくれる職人さんが足りなかったそうです。背景には、他の大工さんが建てたものに手を入れることは、職人の世界ではよしとされないというような事情がありました。
しかも、増改築は新築以上に技術を必要とするものなので、腕のいい職人さんに依頼しなければなりません。そのため、父はさまざまな苦労を重ねて、仕事の依頼に応えていたようです。
その後、展示場を現在の高陽町に移転することになり、その周辺へも営業エリアを拡大していくことになりました。
創業時と同様、また一からの顧客開拓ですから、移転当初は社員ともども懸命の営業活動を行ったと言います。
そうした努力はその後実を結び、両地区の皆さまからさまざまなご依頼をいただくようになりました。
この頃からお付き合いいただいているお客様は数多く、いまもお知り合いやご家族などをご紹介くださっています。その度に、ご縁をつないでいただくことのありがたさをつくづく感じます。

創業後しばらくは他社の参入も少なく、リフォーム業界では先駆的な存在として知られるようになっていったのですが、リフォーム需要が増していくにつれて、同業他社も増えていき、「リフォーム」という言葉も一般に知られるようになってきました。

業界自体は活気づいていく訳ですが、今度は数ある会社の中からタナカ住建を選んでいただけるよう、戦略を練ったり、会社の在り方そのものも見直しを図っていく必要が出てきました。大きいのは業態認識の変化です。
これまでリフォーム業は建築請負業という認識でしたが、「より住みやすい空間を提案・提供するというサービス業」としての側面が注目されるようになったのです。

モノづくりに徹してきた職人さんたちが、サービス業へシフトしていくことにとまどいを覚えるなか、顧客満足度をいかに高めていくかという課題に向けて、社員も意識改革に取り組みました。
一方で、お客様からのご要望は水まわりを最新の設備にするというような快適を求めるものが増加。最近では内装を自然素材に替える健康志向のものやバリアフリー化などが人気です。
リフォームの内容を見てみると、その時代のトレンドや暮らし方の変化をそのまま反映しているのがよく分かります。

タナカ住建のスタッフや職人さんはすべて高陽町から30分圏内に住んでいます。これは、お客様のご依頼にすぐさまお応えできるようにするためです。
暮らしの中で見つかるちょっとした不便さなどを耳にした時に、まさに飛んでいける会社でなくてはならない。こうした体制を整えて初めて、お客様に安心してご依頼いただけると考えています。物理的な近さは気持ちの近さに通じるということですね。
しかし、こうした迅速で丁寧な「対応力」はリフォーム会社なら備えていて当たり前のこと。
では、もっとお客様に喜ばれることはないだろうかと考えて行き着いた答えは、「分かりやすさ」ということです。「工事内容と価格が明瞭である」ということが安心感を生む。 これに気付いてから、「パック商品」の普及に力を入れています。

「パナソニック電工のリファインショップ」に加盟したのも、低コストで質の高いリフォームを「パック商品」として提供できるというメリットを活用したいと考えたからです。もっと気軽にリフォームの相談ができる会社になりたい、そう願っています。

リフォーム業界は玉石混交でいろんな会社のいろんなやり方がありますが、そんな中からお客様には「タナカ住建」を選んでいただきたい。
そのためには、もっとお客様に近づきたいですし、困った時には一番にお電話いただける存在でありたいと思うのです。
タナカ住建の強みは、36年にわたる実績と経験、そして、自社設計・自社施工できるハイレベルな技術力だと自負しています。
リフォームには新築を建てる以上の知識や技術が求められますが、その点でも当社の仕事内容は、多くのお客様にきっとご満足いただけるはずです。

「お客様を第一に」という基本姿勢を大切に守りながら、今日よりも明日、さらに質の高いリフォームを提供できるよう精進してまいります。

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